古い割に高速印刷ができ、インク代も安く、ブラックは顔料のため発色もよい、オフィス向けA3インクジェットプリンタのS6300。後継のPIXUS6100iもインクの型番が違うもののほぼ同じような仕様です。ちなみにインクの種類を検出しないため、お勧めしませんがBCI3~7混ぜて使うことができます。^^;
故障の症状は、印字にすじが入るとのこと。実際に印刷してみました。
不規則にヘッドの改行幅が開いています。ソフトウェアのトラブルではなく、紙送り軸のトラブルのようですので分解して調べることにしました。
キヤノン製インクジェットプリンタはネジを使わないスナップオン式で組み立てられており、マイナスドライバー一本でボディを分解することができます。
S6300の場合、まず、インターフェース部のパネルを下部の隙間にマイナスドライバーを差込んで外します。 背面2ヶ所、側面2ヶ所、前面2ヶ所、正面1ヶ所の▲マークのところにマイナスドライバーを差込んで内部のツメを外していき、真上にボディを持ち上げると簡単に外れます。
赤丸の部分が紙送り量を検出している装置です。もっと近くで見てみると・・・・
プラスティック円盤の外周のグレーのところになにやら汚れが!!どうもプリンタ内にゴキ○○が棲み付いていたようです--; 内部の他の場所にもフンが・・・(-_-メ)
この円盤のグレーのところは、もっとズームしてみると右上に示したような細かい線が書かれており、この線がいくつ通過したかをセンサーで読み取ることで紙送りの量を正確にコントロールしています。ボール式マウスと同様の仕組みです。
汚れをクリーニングすればよいわけですが、この細かい模様は円盤に印刷されているもので、拭き取ったら汚れとともに消えてしまいました!!アワワ・・・(@_@;)
でも大丈夫!倉庫に眠っているジャンク品のなかにS6300がありました!同様にばらしてみるとこちらは円盤はきれいな状態です。
この円盤は軸側のプラスティックへ接着されているだけなので簡単に剥がせ、粘着も残っているのでそのまま貼り付けるだけです。角度も関係ありません。
あとは、読み取り側のパーツ(左下に少し写っている黄色いケーブルのついた部品)を元の位置に取り付けると完成です。 ボディは真上からそっと下ろして、▲のある場所の上から押し付けるとパチンと音がしてはまります。
1 電源ボタンのあるパネルをキーボード側中央からめくりあげる。パネル左右のツメが固めなので無理に曲げないように(外に開くような感じで)外す。カー用品工具の内装剥がしがあると楽。
2 キーボードを固定しているネジ2本を外す。
3 CPU冷却ユニットのカバーを固定しているネジを外す。
4 CPU冷却ユニットを固定しているネジ4本を外し、FANのコネクタも外す。上にまっすぐ持ち上げると取り外し可能なCPUソケットが現れる。
5 CPU冷却ユニットの分解。ヒートシンクのカバーはツメで固定されているだけなのでマイナスドライバーなどでそれぞれのツメを開くと簡単に取れる。FANもそのまま引き抜いて清掃可能(モーターの取り外しは難しいかも)。
HDDはここ。底面の前方中央部のネジ2つでカバーが外れます。
HDD固定ネジを外し引き抜くだけ。
キーボードの外し方。
まず背面の液晶ヒンジカバーを爪等で解除します。親切に溝が切ってあるので外しやすいです。
液晶をフルオープンし、カバーを前方へ起こすとスイッチプレートと一緒に外れます。キーボードはこれで外れます。
CPUへアクセスする方法。
キーボード下の真ん中のプレートのネジ5つを外します。
プレートを外すとCPUクーラーが姿を現します。この状態でCPUクーラーだけ取り外すことも可能かも
次に液晶を外します。
無線LANモデルはアンテナ線をまず外します。裏側の拡張スロットにささっている無線LANボードにつながっている2本の線を外します。ちなみにもう一つのフタはメモリスロット
マザーボードと液晶をつないでいる線も外し、裏面後方両サイドのネジ2個と背面両サイドの2本のネジを外すと液晶が抜けます。
Celeron 2.4GHz Windows XP Professional SP1
128/1024MB空き1/2
2004/03/08
使用中に突然電源が切れるという症状でINSPIRON1150が入院しました。
熱が高いので排熱に問題があるようですのでCPUクーラーの清掃をすることにしました。
分解手順はINSPIRON1100と同じです。
CPUファンのコネクターを抜き、CPUの四隅のネジを緩めます。CPUとヒートシンクは接着が離れないのでCPUソケットのロックをマイナスドライバーで解除し、CPUごとヒートシンクを取り外します。
ヒートシンクAfter。向こうが見えるほどきれいになりました。
なんとこんなにホコリが詰まってました。
これを除去しただけですっかり元気になりました。
Mobile Celeron 2.2GHz
Windows XP Professional SP1
128/1024MB空き1/2
2003/10/14
異常発熱により強制シャットダウンする症状
ファンから異音がするため取り外し軸受けに注油。回転がスムーズになった。
ヒートシンクに大量のホコリが付着しCPUを冷却できなくなっていたことが判明。
ヒートシンクを清掃するために本体を分解する必要があり分解開始。
まず裏面の穴の中にあるネジを全部外す。バッテリー装着部にも一つ隠れている。
黄色のシールが貼ってあるカバーを開けるとハードディスクがある。
液晶を取り外す作業。
ヒンジカバーを外す。
まず裏側からツメでかみ合わせを外す。
ヒートシンクの取り外しができました。
ホコリで完全に通気孔が埋まっています。
キレイに掃除して組み立てたら元気になりました。
Mobile Celeron 2.4GHz
Windows XP Home Edition SP1a
DDR333:256/768MB空き1/ 1
2004/04/20
メモリースロットはキーボードの下。
まずスイッチパネルを取り外す。
パネル全体を左に5mmほどスライドさせると外れるがかなり固い。
写真のようなツメが10カ所もついているので固いが無理に引き剥がさずスライドさせる。右側からマイナスドライバー等で押してやるとうまくいく。
スイッチパネルの下にキーボードを固定するネジが2つある。
メモリー増設だけならキーボードのケーブルは外さなくてもOK。