NEC LaVie LL370FD3E
LL370/FD3E 2006年4月発表モデル。AMDを採用した廉価モデル。ディスプレイ側がブラック塗装のツートンカラーが印象的。
ちなみにデルから同時期に全く同じ筐体のINSPIRONが発売されていたのは内緒。
以下CPUまでのアクセス手順です。
- キーボード上部のスイッチパネルを外す。
ディスプレイを120度程度開いた上体で両方のヒンジカバーの背面にある溝にドライバーなどを差し込んでツメを外し少し隙間を作る。
ディスプレイをさらに開いて写真のようにヒンジカバーを手前にめくり上げる。完全に外さずに両方を少しずつ外したほうが破損を防げます。
ここまででキーボードは取り外せる状態になりますので、フラットケーブルを慎重に外してください。 - ディスプレイを閉じて、本体を裏返し、裏面のネジを外す。
HDDは前面の2箇所のネジを外すと簡単に交換可能。
写真の2箇所のネジを外すと完全分解せずともCDドライブを取り外せます。 - ディスプレイの取り外し。
ディスプレイを接続しているケーブルは非常に細い線で構成されているので、とにかく慎重にコネクタから取り外す。
※CPUクーラーから先に取り外したほうが外しやすいかもしれません。
ディスプレイを垂直に開き、ヒンジを固定しているネジを外す。(裏面2本、背面2本)
ディスプレイを真上に引き抜く。 - 上面カバーの取り外し。
まず、キーボード下面の金属パネルを取り外す。
そしてNXパッドのフラットケーブルを取り外す。
本体下面はバスタブ形状になっており、上面カバーは数箇所ツメで止まっているので、ツメを折らない&傷をつけないように、下面を外に広げるような感じで外していく。ドライバーなどを差し込んでスライドしていくとよいかも。
上面カバーが外れた状態。
- CPUの取り外し。(写真はありません)
CPU部分の4つのネジと、FAN部分の2つのネジを外し、FANのコネクタを抜いて取り外し完了。
ついでにヒートシンク部のほこりをお掃除しましょう。
このマザーボードは電源コネクタが工夫されていて、基板じか付けではなく、コネクタ経由となっていて、抜き差しのトラブル(半田はく離)が起きにくくなっています。
私も今日、この機種を「電源はいらず」のジャンクで手に入れました。
本格的な修理はこれからですが、確かに電源コネクタは工夫されてるようです。でも、私のはそのコネクタをホールドしているプラスチック枠が割れていました。外からアダプタプラグを押し入れても、受け側が奥に引っ込んでしまうため、電源が入らないのかもしれません。
もし、単にそれだけのトラブルなら、修理で復活する見込みも少しありそうです。
仕事が暇になったら、少しいじってみようと思っています。
あと、この機種はファン掃除とCPUクーラのグリスアップも定番のようですね。
投稿: Tk_junk | 2010年11月 3日 (水) 22:26